【実践力】手段が目的になってしまった人の末路。
「なんとかハック(hack)」にこだわり過ぎていて、それが目的になってしまっている人がいる。息を吸って吐くように当たり前に実践している人は、いちいち手段であるそれを、アウトプットしたりはしないのに。
【表現力】誰も見ない、経営者の自己満足に。
立派な経営指針書を作っている会社やお店に限って、レジや金庫の中のお札の向きがバラバラだったりする。お客さんは、指針書なんて読まないのに。見られるのは、そんな、ほんの、当たり前の気配りなのに。
【名前力】名前がなければ行方不明の。
「こんなことをしています」よりも「これがあります」- どんな職種であれ、商品やサービスにわかりやすい名称を付けておくことはとても大切。指をさしてもらえるものでなければ、誰もクチコミなんてしてくれるわけもなく。
【時間力】目の前にいる人の時給はいくらだろうl
仕事中の誰かの1時間を割くということは、その人の時給に相当するだけの何かを提供出来る自分でなくちゃいけないってことなんだよね。それを体感している人の言動や振る舞い、態度って、謙虚で美しいなぁと思う。
【表現力】会話を止めない言い回し。
「空いたお皿をお下げしておきます」と「こちらの空いたお皿をお下げしておきます」では、後者の方が丁寧だけれど、本当に接客の上手な人は使い分けている。マニュアル通りではない、空気を読む力。会話の弾んでいる席に、後者の言い回しをするとどんな風になるでしょうか。
【セミナーの価値】セミナーという言葉の甘い誘いに。
セミナーの内容にもよりけりだが、「調べればすぐにわかる」程度の連続講座に出席してしまうと、「そんなことも知らない人なんだ」「そんなことも調べない人なんだ」「ただ、飲んで騒いでいたい人なんだ」というレッテルが貼られることになり、結果、自分の価値を下げかねない。